当園では、一人ひとりを大切にする個別保育、縦割り保育を行い、子どもたちのやさしさや思いやり、自主性をはぐくんでいます。 また、6つの大切にしたい保育の柱を元に行事と日常生活をつなげて様々な子どもたちが主体的に楽しめる活動を行い、子どもたちの力に繋げています。一つの行事をとってもそれをいかに日常生活に繋げて楽しめるか、幸せを感じることができるか、がこの先の力になっていくと考えています。基準はいつでも“子どもたち・保護者の笑顔”です。
おおきなかぶをテーマにしたクラスがありました。日常の中で子どもたちがかぶの種を事務所に買いに来るところから始まります。植えて育ったかぶをクッキングして食べたり、日常の給食で『おじいさん』に変装した先生が配膳にやってくる、タオルをかぶの葉色に染めてみる、それを繋げて引っ張り合いをする等々…。保育の柱を大切にしながらたくさんの活動を通しておおきなかぶの劇が出来上がります。
劇は上手にできなくても今まで行ってきた活動で子どもたちが自然に笑顔になれればそれで成功です!
さらに劇遊びの活動が充実すると、各クラス劇をテーマにそのあとにあるお店屋さんごっこにつなげるようになっていきました。以前は大量生産して売るだけになりがちな行事が、子どもたちが劇ごっこの活動の中から何をしたら楽しいかという視点に変わり、個性があふれ、誰一人飽きることなく、大人は見守るだけで、自分たちで時間一杯楽しむ、縦割りでお互いを思いやりながら行う行事に変わりました!
行事という非日常を日常とつなげて日々の生活を楽しく笑顔いっぱいで過ごせるよう工夫しています。
テーマに沿って、楽しく行事を行います